ルーターの再起動（リセット）のやり方｜頻度や時間はどれくらい？

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Wi-Fiルーターが不調で、通信速度が極端に落ちたり繋がらなくなったりしたことはありませんか？

本記事では、そんなときの対処法として有効なルーターを再起動する方法について説明しています。

ルーター再起動のやり方

ルーターの機種によっては、スマホやパソコンの設定ツールで再起動ボタンを押すだけで自動で再起動を行えます。ルーターを導入したときに、設定ツールやアプリを利用していれば間違いありません。

ただし、設定ツールでの再起動は電源を落とした後にあまり間を置かずに再起動するため、ルーターにこもっている熱が抜けにくいという欠点があることには注意してください。

ルーターに熱がこもっていると接続不良を起こしてしまうことがあるため、ルーターを手で触ってみて熱がこもっている場合は設定ツールを使わず、下記手順の通りに手動で再起動しましょう。

設定ツールがないルーターの場合は電源（コンセント）を抜き差しすることで再起動できますが、ルーターがどのように繋がっているかによって正しい再起動方法が異なるので、下記の当てはまる手順を行ってください。

回線終端装置とは、一般的には回線を契約したときに回線業者からレンタルする機器で、インターネットに接続するために必要なものです。

もし自宅のルーターが上記画像のような機器に繋がっていたら、「回線終端装置と繋がっている場合」の再起動方法をお試しください。

上記項目を改善しても不調が直らない場合は、ルーターを初期化（リセット）するしかありません。設定が全て飛んでしまうため、あくまで最終手段だと思ってください。

初期化のやり方はルーターによって異なるので、説明書を見るかインターネットで調べてから行うのが確実です。

初期化しても効果がなかったら、いずれかの機器が故障している可能性があります。メーカーやプロバイダに問い合わせて、対処法を聞いてみましょう。

ルーターの再起動は、通信速度が極端に遅くなったり、全く繋がらなくなったりしたときに行いましょう。それ以外のタイミングでの再起動は行わなくて大丈夫です。

ルーターがいつ不調になるかはルーターの性能や環境などによって変わります。1ヶ月で不調になる場合もあれば数年持つ場合もあり、「このくらいの頻度で定期的に再起動すれば大丈夫」という目安が存在しないため、不調になったときに再起動すれば十分と言うしかないのです。

不調になるのが心配で極力不調にならないようにしたい人は、半年に1回ほどの頻度で再起動してください。それでも心配な人は2〜3ヶ月に1回に縮めても構いません。再起動する手間はかかってしまいますが、不調になるリスクを少なからず軽減できます。

これらによって、少なからず不調になりにくくなります。

定期的な再起動はどうしても手間がかかってしまいますが、その手間は市販の「デジタルタイマー」を利用すると削減できます。

電源とルーターの間に接続しておくと、設定した時刻に自動で再起動を行ってくれます。深夜帯に設定しておけば再起動中にWi-Fiを使えない不便さも解消できるため、気になった人はチェックしてみてください。